ダイエットについて
【ダイエットの大敵】ストレスで太る理由と対策を現役トレーナーが解説します
こんにちは。AxeFit天王寺パーソナルトレーナーの林出です。
今回はダイエットでなかなか痩せなくて悩んでいる方向けに、原因の一つである「ストレス」について詳しく説明していきます。
なぜ太るのか?原因
そもそもなぜ太るのか?原因は大きく分けて3つあります。
原因その1 食べ過ぎ・運動不足
必要以上に栄養を摂りすぎると、人は体に脂肪を蓄えていきます。
運動も一緒で、体に蓄えたエネルギーを使い切らなければ、どんどん蓄積されていきます。
しかし、反対に食事を減らせば痩せるという事ではありません。しっかりとしたカロリー管理と基礎代謝の管理が出来て初めて、痩せることが出来ます。
原因その2 食べ方の異常(一日一食など)
食事の量も大切ですが、食事のタイミングや回数、バランスなども大切です。
朝食を抜いたり1日に1~2食抜いたりすることは、必ずしも身体にとっていい事ばかりではありません。逆に少ない栄養を蓄え用としたり、パフォーマンスが落ち身体が思う様に動かなくなったり不調の原因になります。
原因その3 過度のストレス
そして今回取り上げるのが、意外な「ストレスによる体重の増加」です。
ダイエットがなかなか進まない原因の大きな一つにストレスがあります。
ストレスがダイエットにもたらす悪影響とは?
ストレスによって太るメカニズム
ストレスを感じる事によって食欲増進につながります。
そのメカニズムはいくつかありますが、そのひとつが「大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)」の興奮です。
大脳辺縁系とは、食欲、性欲、睡眠欲などのコントロールつかさどる部分で、ストレスを感じると興奮してドーパミンという物質を分泌します。このホルモンの分泌により、食欲をコントロールする「摂食中枢」刺激され食欲を増加させてしまいます。
また同時に、ドーパミンは満腹中枢を刺激して食欲を抑える「レプチン」の働きを抑制します。いつも通りの量を食べていても満腹感を感じなくなってしまいます。
そして、ストレスを感じると分泌されるストレスホルモン「コルチゾール」の働きも過食に深く関係しています。コルチゾールが分泌されると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が減少。セロトニンの食欲を抑える働きが抑制されるために、食欲が増してしまうのです。
コルチゾールには、成長ホルモンの分泌を抑える作用もあります。成長ホルモンは、体の細胞を再生・修復するホルモンです。筋肉の組織は運動などで傷ついて、それを修復し新たに再生することで筋肉組織を作るという仕組みになっていますが、成長ホルモンの分泌が抑えられると、筋肉の再生・修復の働きが抑制されるので、筋肉量が減り代謝も低下し、太ります。
太らないためのストレス対処法は?
ではどうすればストレスによる体重増加を抑えられるのでしょうか?その対処法をお教えします。
対処法その1 バランスのとれた食事
極端な食事制限、糖質制限は失敗のもとです。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンミネラル、食物繊維をバランスよく3~5食に分けて食べることが大切です。
対処法その2 睡眠リズム
毎回の入眠時間をそろえて、睡眠のリズムと質を高める事が大切です。
対処法その3 しっかりとした運動・トレーニング
運動をすることにより、ストレスを解消させるためのホルモン(セロトニンやエンドルフィン)が分泌し、心の安定に作用してくれます。
AxeFitは貴方にあったトレーニングを提案します
ストレスがダイエットの大敵である理由と対処法は理解してもらえたでしょうか?
もちろん痩せにくい原因はそれだけではなく、色んな理由が考えられますのでなかなか自分では判断しづらいと思います。
AxeFit天王寺は最初に医学両方に基づいたカウンセリングを行うことで、本当に貴方に必要なトレーニングをご提案できます。
まず悩んだら一度AxeFitまでご相談ください!
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